国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 短刀〈銘来国次/〉
ふりがな たんとう〈めいらいくにつぐ〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者 来国次
寸法・重量 身長32.7 反り0.1 元幅3.3 茎長9.7 (㎝)
品質・形状 平造、三つ棟、身幅広く僅かに反り、寸延びの姿。鍛小板目肌約み僅かに表裏来肌あらわれるも、地沸つき地景入り、地鉄冴える。刃文、小湾れに互の目交じり足葉よく入り、匂深く小沸つき、所々に砂流金筋かかる。帽子湾れ込み、先尖りごころに僅かに返る。彫物表裏棒樋に連樋を掻流す。
茎生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一、中央に三字銘。
ト書
画賛・奥書・銘文等 「来國次」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00163
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1937.05.25(昭和12.05.25)
国宝指定年月日 1955.02.02(昭和30.02.02)
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地
保管施設の名称
所有者名 個人
管理団体・管理責任者名

解説文:
来国次は短刀の作を最も得意とし、太刀は数も少なく短刀ほどに出来たものは少ない。本短刀は同作中最も大振りで刃文も大らかに、沸つき華やかな作風を示し、相州伝の影響が強く感じられる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし