国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 刀〈無銘義弘(名物富田江)/〉
ふりがな かたな〈むめいよしひろ(めいぶつとみたごう〉
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員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 南北朝
年代
西暦
作者 義弘
寸法・重量 身長64.8  反1.4  (㎝)
品質・形状 鎬造、庵棟、中鋒少し延びる。鍛小板目最もよく約み、地沸厚く地斑ごころ交じる。刃文浅い湾れに互の目交じり、足葉よく入り、匂深く小沸つき、金筋ところどころにかかり、地刃ともに明るく冴える。帽子表乱込み、先大丸。茎大磨上、先栗尻、鑢目勝手下がり(新)、目釘孔二。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00184
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日 1936.09.18(昭和11.09.18)
国宝指定年月日 1956.06.28(昭和31.06.28)
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京都目黒区駒場4-3-55
保管施設の名称 公益財団法人前田育徳会
所有者名 公益財団法人前田育徳会
管理団体・管理責任者名

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解説文:
現存する江義弘の作中で、出来と健全さの両面から稲葉江と双璧をなすものであり、江戸時代には江戸第一の称があった。享保名物牒によると、もと富田左近が所持したことから富田江の号があり、後に豊臣秀吉の所有、その後秀吉の遺物として前田利長がもらったものと伝える。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし