国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 木造大日如来坐像
ふりがな もくぞうだいにちにょらいざぞう
正善寺大日如来坐像:康平5(1062)年
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員数 1躯
種別 彫刻
日本
時代 平安
年代 1062
西暦 1062
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 像内に康平五年正□(月)十日、仏師僧平□の銘がある
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 03255
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1970.05.25(昭和45.05.25)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 和歌山県
所在地
保管施設の名称
所有者名 有田市
管理団体・管理責任者名
正善寺大日如来坐像:康平5(1062)年
写真一覧
解説文:
 像内の墨書銘によって康平五年(一〇六二)に製作されたことがわかるが、惜しいことには願主および仏師名の部分は墨がうすれて判読し得ない。檜の一木造り、金剛界の大日如来像で、頭・躰部ともに太く、ゆったりとして安定感があるが、彫り口は全般に浅く、像におだやかな趣きを加えて、よく時代の特色を示している。十一世紀中ごろの地方造像の一面を示す好作例といえる。
 なお、本像は有田市内の旧正善寺の仏堂に安置され、同寺の本尊であったと伝えるが、同寺が近年廃寺となったため、現在有田市有となっている。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし