国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 花白河蒔絵硯箱
ふりがな はなしらかわまきえすずりばこ
花白河蒔絵硯箱
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員数 1合
種別 工芸品
日本
時代 室町
年代
西暦
作者
寸法・重量 縦22.7 横20.9 高5.2 (㎝)
品質・形状 甲を盛った入角胴張形、被蓋造りの硯箱。身の中央に金銅提手付水滴と入角形の硯を嵌めるが、左右の懸子は欠失する。総体は黒漆塗。蓋表に研出蒔絵で桜樹下にたたずむ狩衣姿の人物と「花」「白」「河」の文字を表し、蓋裏と身の内側に桜花を散らしている。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項 伝足利義政遺愛品-伝松花堂昭乗所持
指定番号(登録番号) 00548
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1953.03.31(昭和28.03.31)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京都港区南青山6-5-1
保管施設の名称 公益財団法人根津美術館
所有者名 公益財団法人根津美術館
管理団体・管理責任者名
花白河蒔絵硯箱
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解説文:
『新古今和歌集』藤原雅経の「なれなれてみしは名残りの春ぞともなど白河の花の下蔭」に因んだ意匠である。研出蒔絵に、蒔暈かしや絵梨子地風の手法、描割の手法を効果的に駆使した表現となっている。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし