国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 秋野蒔絵手箱
ふりがな あきのまきえてばこ
秋野蒔絵手箱
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員数 1合
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代
西暦
作者
寸法・重量 縦24.2 横30.9 高14.8 (㎝)
品質・形状 長方形、合口造りの箱で、口縁に錫置口をめぐらす。側面には八重菊毛彫円形座に蕊形鐶台、円鐶をつけた金銅紐金物(後補)を打つ。総体は梨子地に研出蒔絵で土坡に秋草を大きく表し、薄肉高蒔絵で鹿、岩を小さく表す。また、錫金貝の鈴虫、銀鋲の露を置く。蓋裏は梨子地に研出蒔絵で土坡に秋草と雉子、千鳥を表す。内張は紅地花文銀襴。
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00635
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1954.03.20(昭和29.03.20)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京都港区南青山6-5-1
保管施設の名称 公益財団法人根津美術館
所有者名 公益財団法人根津美術館
管理団体・管理責任者名
秋野蒔絵手箱
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解説文:
やや煩雑な図様、朱漆描(雉子の眼)や銀鋲を用いた多様な技法は、室町時代以降に多く見られる手法であるが、手箱の形態としては、鎌倉時代末期の作例に類する。器形がよく整い、清雅な趣に満ちた手箱である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし