国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈銘安綱/〉
ふりがな たち〈めいやすつな〉

写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 平安
年代
西暦
作者 安綱
寸法・重量 長74.8㎝ 反3.1㎝
品質・形状 鎬造、庵棟、腰反り高く踏ん張りあり、小鋒、小乱、小足、葉入り砂流かかり、総体に匂口沈みごころに小沸つく。帽子は僅かに乱込み掃きかけ、先小丸、沸やや荒れつく。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔一つ。
ト書
画賛・奥書・銘文等 安綱
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01723
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1954.03.20(昭和29.03.20)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館文化庁分室 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館文化庁分室
所有者名 国(文化庁)
管理団体・管理責任者名

写真一覧
地図表示
解説文:
伯耆国安綱の作である。細身で腰反りが高く小鋒の優雅な姿は、平安時代中・後期の日本刀の様式をよく示している。鍛は、平安末期の山城や備前のものに比べて肌が大きく、肌立ちて黒めの地色で、小乱の刀文も後のものより不規則に乱れている。在銘作は少なく、貴重な一口である。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし