国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 太刀〈銘備州長船住景光/元亨二年□月日〉
ふりがな たち〈めいびしゅうおさふねじゅうかげみつ/げんこうにねん□がつじつ〉

写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1口
種別 工芸品
日本
時代 鎌倉
年代 元亨2
西暦 1322
作者 備州長船住景光
寸法・重量 長78.4㎝ 反3.6㎝ 元幅3.0㎝ 元重0.7㎝ 鋒長2.4㎝ 茎長23.0㎝
品質・形状 鎬造、庵棟、反高く、踏張りがあり、小鋒。鍛板目よくつみ、乱れ映り立つ。刃文、直刃調、小丁子に小互の目交り、足・葉入り匂口よく冴える。帽子のたれこみ、先小丸。茎生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔二。
ト書
画賛・奥書・銘文等 表銘「備州長船住景光」 裏銘「元亨二年□月日」
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 01895
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1979.06.06(昭和54.06.06)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館文化庁分室 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館文化庁分室
所有者名 国(文化庁)
管理団体・管理責任者名

写真一覧
地図表示
解説文:
作者景光は備前国長船【おさふね】派の正系で長光の子である。
 この太刀は長寸で反りが高く、地鉄は板目【いため】がよくつんで美しく、刃文【はもん】は直刃【すぐは】に丁子【ちようじ】と互【ぐ】の目【め】を交じえ、匂口【においぐち】が締って明るく冴えている。同作には磨上物【すりあげもの】が多い中で生【う】ぶの姿を存して保存もよい。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし