国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 賢愚経残巻(大聖武)
ふりがな けんぐきょうざんかん
賢愚経残巻(大聖武)
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員数 2巻
種別 書跡・典籍
日本
時代 奈良
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 甲巻 四六十一行/乙巻 五百三行
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 00254
枝番 00
国宝・重文区分 国宝
重文指定年月日
国宝指定年月日 1964.05.26(昭和39.05.26)
追加年月日
所在都道府県 兵庫県
所在地 兵庫県神戸市東灘区住吉山手6-1-1
保管施設の名称 財団法人白鶴美術館
所有者名 財団法人白鶴美術館
管理団体・管理責任者名
賢愚経残巻(大聖武)
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解説文:
 賢愚経【けんぐさよう】は賢愚因縁経ともいわれ、種々の譬喩因縁を収集して六十二品より成る。いま国宝に指定されているその残巻に、東大寺(一巻、四六七行)、前田育徳会(三巻、四一九行、一四六行、一八行)、東京国立博物館(一巻、二六二行)、のものがあるが、これはその分量(甲巻四六一行、乙巻五〇三行)、保存状態において、それらにまさるものである。これらはいずれも聖武天皇の御筆といわれるところから大聖武【おおじようむ】とも呼ばれ、そのわずかな断片すらつねに古筆手鑑【てかがみ】の巻頭を飾るほど珍重されているもので、荼毘紙【だびし】に一行十一字-十三字の端麗な大字で書写され、おそらく奈良時代の渡来中国人か、あるいは写経生の名手の筆になるものと思われる。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし