国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 教訓抄〈巻第十/〉
ふりがな きょうくんしょう
教訓抄〈巻第十/〉
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員数 1巻
種別 書跡・典籍
日本
時代 鎌倉
年代 1317
西暦 1317
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書 文保元年八月豊原兼秋書写奥書/紙背応永元年七月十日豊原量秋追記当道相伝事
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02212
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1969.06.20(昭和44.06.20)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 京都府
所在地 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
保管施設の名称 京都国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
教訓抄〈巻第十/〉
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解説文:
 「教訓抄」(十巻)は鎌倉時代狛近真【こまのちかざね】が著わしたわが国最古の舞楽書。楽曲や楽器の由来・奏法・逸話などを蒐録してあり、雅楽研究上重要な典籍となっている。本巻は巻第十の打物案譜法を書写したもので、大鼓・鉦鼓・楷鼓などの譜や奏法・口伝等が記されている。書写年代は鎌倉後期の文保元年(一三一七)で、筆者の豊原兼秋は後醍醐天皇の笙師であった。紙背には豊原家相伝の荒序舞の古記録二種の抄記や応永元年豊原量秋【かずあき】追記の当道相伝事などがある。雅楽書の古写本として注目されるものである。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし