国宝・重要文化財(美術工芸品)
 主情報
名称 松浦宮物語(色紙、金銀泥下絵料紙)
ふりがな まつらのみやものがたり
松浦宮物語(色紙、金銀泥下絵料紙)
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1帖
種別 書跡・典籍
日本
時代 南北朝
年代
西暦
作者
寸法・重量
品質・形状
ト書
画賛・奥書・銘文等
伝来・その他参考となるべき事項
指定番号(登録番号) 02326
枝番 00
国宝・重文区分 重要文化財
重文指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝指定年月日
追加年月日
所在都道府県 東京都
所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
保管施設の名称 東京国立博物館
所有者名 独立行政法人国立文化財機構
管理団体・管理責任者名
松浦宮物語(色紙、金銀泥下絵料紙)
写真一覧
地図表示
解説文:
 綴葉装桝型冊子本で、料紙は斐紙を用い、素紙のほかに紫・縹【はなだ】の色紙、蝶鳥・海辺・秋草・山水等に一部芦手絵【あしでえ】を用いた金銀泥下絵【きんぎんでいしたえ】及び打曇紙を取合せ、美麗な姿にしつらえている。本文は半葉十一乃至十三行充て、一筆に書写され、仲々に流麗な筆致を示している。この物語は鎌倉時代前期に成立した擬古物語であって、近年藤原定家の壮年時代の作とみる説が有力である。本帖は続群書類従本などの流布本の組本と目されるもので、鎌倉時代小説物語の古写本として貴重である。蜂須賀家伝来。
関連情報
    (情報の有無)
  附指定 なし
  一つ書 なし
  添付ファイル なし