国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
国宝・重要文化財(美術工芸品)
主情報
名称
:
万葉集巻第十五残巻(天治本)
ふりがな
:
まんようしゅうまきだいじゅうござんかん
解説表示▶
員数
:
1巻
種別
:
書跡・典籍
国
:
日本
時代
:
平安
年代
:
西暦
:
作者
:
寸法・重量
:
品質・形状
:
ト書
:
画賛・奥書・銘文等
:
伝来・その他参考となるべき事項
:
指定番号(登録番号)
:
02404
枝番
:
00
国宝・重文区分
:
重要文化財
重文指定年月日
:
1983.06.06(昭和58.06.06)
国宝指定年月日
:
追加年月日
:
所在都道府県
:
香川県
所在地
:
保管施設の名称
:
所有者名
:
冠纓神社
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
平安時代天治元年(一一二四)に書写されたいわゆる「天治本万葉集」巻第十五の残巻で、首尾を欠するが、八紙五十八首を存している。「天治本万葉集」は、平安時代書写の『万葉集』の一つとして文学史上に著名であるが、多くは断簡となっており、本巻は近時新出のもので比較的大部を残していて注目される。
本文は真名本文と平仮名訓が並記されるが、長歌のうち二首には平仮名訓がなく、後筆の朱で片仮名傍訓、句切点が付され、また本文中には江本(江家本)、孝本(孝言本)等諸本による校合等の注記があり、『万葉集』研究上に貴重である。
関連情報
(情報の有無)
附指定
なし
一つ書
なし
添付ファイル
なし
解説文
平安時代天治元年(一一二四)に書写されたいわゆる「天治本万葉集」巻第十五の残巻で、首尾を欠するが、八紙五十八首を存している。「天治本万葉集」は、平安時代書写の『万葉集』の一つとして文学史上に著名であるが、多くは断簡となっており、本巻は近時新出のもので比較的大部を残していて注目される。 本文は真名本文と平仮名訓が並記されるが、長歌のうち二首には平仮名訓がなく、後筆の朱で片仮名傍訓、句切点が付され、また本文中には江本(江家本)、孝本(孝言本)等諸本による校合等の注記があり、『万葉集』研究上に貴重である。