国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
登録美術品
主情報
名称
:
新撰朗詠集断簡〈(山名切)/(更衣)〉
ふりがな
:
しんせんろうえいしゅうだんかん〈(やまなぎれ)/(こうい)〉
新撰朗詠集断簡〈(山名切)/(更衣)〉
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員数
:
1幅
種別
:
文字資料
国
:
日本
時代
:
平安
制作時期
:
平安時代(永久4年〈1116〉)書写
西暦
:
1116
作者
:
藤原基俊
寸法・重量
:
掛幅装、色紙墨書、 本紙寸法 27.2㎝×10.9㎝
伝来・その他参考となるべき事項
:
昭和10年12月13日 重要美術品認定
登録番号
:
047
重文指定年月日
:
国宝指定年月日
:
所在都道府県
:
東京都
所在地
:
東京都台東区上野公園13-9
公開契約館の名称
:
独立行政法人国立文化財機構 東京国立博物館
所有者名
:
新撰朗詠集断簡〈(山名切)/(更衣)〉
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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新撰朗詠集断簡〈(山名切)/(更衣)〉
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新撰朗詠集断簡〈(山名切)/(更衣)〉
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詳細解説
本作品は「山名切」と呼ばれる古筆切で、『新撰朗詠集』の断簡である。 『新撰朗詠集』上巻の夏部から「更衣」の漢詩二句と、同じく春部の「躑躅」の和歌一首の断簡を貼り継いでいる。料紙は、金銀箔を散らし銀泥で折枝文の下絵を描いた装飾料紙を用いており、きわめて装飾が豊かな調度手本として作成されたものと考えられる。 書風は字形を明確にする独自な筆遣いである。『新撰朗詠集』は藤原基俊(1060~1142)が編纂したものであり、「山名切」も筆者は藤原基俊といわれている。 本作品は、撰者自筆本の可能性がある古筆切として、極めて重要な史料である。