国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
重要有形民俗文化財
主情報
名称
:
岸見の石風呂
ふりがな
:
きしみのいしぶろ
岸見の石風呂
写真一覧▶
地図表示▶
解説表示▶
員数
:
1件
種別
:
民俗知識に関して用いられるもの
年代
:
その他参考となるべき事項
:
指定番号
:
00020
指定年月日
:
1958.04.18(昭和33.04.18)
追加年月日
:
指定基準1
:
(七)民俗知識に関して用いられるもの 例えば、暦類、卜(ぼく)占用具、医療具、教育施設等
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県
:
山口県
所在地
:
山口市徳地岸見字八幡
保管施設の名称
:
所有者名
:
山口市
管理団体・管理責任者名
:
岸見の石風呂
解説文:
詳細解説
石風呂とは、石室の中で柴を燃やして石を焼き、医療の目的で蒸気浴あるいは熱気浴を行うための施設である。岸見の石風呂は、石を積みあげただけで、土間も石だたみになっているもので、専ら熱気浴を目的とするものである。
関連情報
(情報の有無)
附
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
岸見の石風呂
岸見の石風呂
岸見の石風呂
写真一覧
岸見の石風呂
写真一覧
岸見の石風呂
写真一覧
岸見の石風呂
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
解説文
石風呂とは、石室の中で柴を燃やして石を焼き、医療の目的で蒸気浴あるいは熱気浴を行うための施設である。岸見の石風呂は、石を積みあげただけで、土間も石だたみになっているもので、専ら熱気浴を目的とするものである。
詳細解説▶
詳細解説
石風呂とは、石室の中で柴を燃やして石を焼き、医療の目的で蒸気浴あるいは熱気浴を行うための施設である。 石室の構造には2つの様式がみられる。1つは石を積みあげた上に粘土を塗りこめ、内部の土間もたたきになっているもので、もう1つは石を積みあげただけで、土間も石だたみになっているものである。 我が国では一般に、前者は沿岸部に多くみられ、海水をかけた海藻を焼けた石室内に敷いて湯気をたてる方式で蒸気浴を行い、後者は山間部に多くみられ、専ら熱気浴を目的とするものである。 岸見の石風呂は、このうち後者にあたる。最大幅は4.4㍍、最大奥行3.6㍍、高さ1.8㍍の石積式蒸風呂で、現在も使用されている。 山間部に多くみられる熱気浴をするための石風呂の典型例の一つであり、我が国の石風呂の利用を考える上で重要なものである。