重要有形民俗文化財
 主情報
名称 八代の舞台
ふりがな やしろのぶたい
八代の舞台
写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶
員数 1件
種別 民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの
年代
その他参考となるべき事項
指定番号 00124
指定年月日 1976.08.23(昭和51.08.23)
追加年月日
指定基準1 (八)民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの 例えば、衣装、道具、楽器、面人形、玩(がん)具、舞台等
指定基準2
指定基準3
所在都道府県 高知県
所在地 吾川郡いの町枝川
保管施設の名称
所有者名 八幡宮
管理団体・管理責任者名
八代の舞台
写真一覧
地図表示
解説文:
八代の舞台は、いの町の八代八幡宮の境内にある農村舞台である。明治初年頃の再建と推定され、単に舞台と呼ばれるほか、ホンジツと称す11月5日の祭礼日とその前日のシンガク(試楽か)にこの舞台を使用することから、シンガクデンとも呼ばれている。内部には、皿廻し式廻り舞台、二重台(コウザとも呼ぶ)、太夫座、花道、スッポン、中道などの多様な舞台機構を有しており、舞台奥は床が一段低くなって楽屋に使用される。また、中道という他に類例をみない独特な機構がみられるが、これは前方にある社殿に供えられた神饌のうちの一個を神事終了後に当頭が舞台に運び、三番叟を踏む若者に手渡す際に通路として使用するものである。この舞台は、我が国の農村舞台の典型例の一つをなすものとして重要であることから、舞台及び観客席となる敷地を指定する。 なお、現在も毎年11月5日、地域の青年団の人たちによって歌舞伎が奉納されている。
関連情報
    (情報の有無)
  なし
  添付ファイル なし