国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
重要無形民俗文化財
主情報
名称
:
高山祭の屋台行事
ふりがな
:
たかやままつりのやたいぎょうじ
高山祭の屋台行事
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種別1
:
風俗慣習
種別2
:
祭礼(信仰)
その他参考となるべき事項
:
公開日:毎年4月14・15日、10月9・10日(※指定当時・お出掛けの際は該当する市町村教育委員会などにご確認ください)
※この行事で巡行する屋台は、昭和35年6月9日に「高山祭屋台」として重要有形民俗文化財に指定されている。
※この行事は平成28年に「山・鉾・屋台行事」の一つとしてユネスコ無形文化遺産代表一覧表に記載されている
指定証書番号
:
1
指定年月日
:
1979.02.03(昭和54.02.03)
追加年月日
:
指定基準1
:
(一)由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの
指定基準2
:
指定基準3
:
所在都道府県、地域
:
岐阜県
所在地
:
保護団体名
:
日枝神社氏子山王祭保存会,八幡宮氏子八幡祭保存会
高山祭の屋台行事
解説文:
詳細解説
高山祭は、春4月の日枝神社の山王祭と、秋10月の八幡神社の八幡祭の総称である。いずれも10数基ずつの華麗な屋台が、鶏頭楽や獅子舞などを伴って巡行する行事で、夜には屋台に提灯が灯される。また、年行事と呼ばれる役により巡行が指揮され、屋台ではからくり人形や囃子なども上演される。我が国における祭屋台を用いた祭礼行事の代表的なものの一つとして重要である。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
関連情報
(情報の有無)
添付ファイル
なし
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高山祭の屋台行事
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高山祭の屋台行事
解説文
高山祭は、春4月の日枝神社の山王祭と、秋10月の八幡神社の八幡祭の総称である。いずれも10数基ずつの華麗な屋台が、鶏頭楽や獅子舞などを伴って巡行する行事で、夜には屋台に提灯が灯される。また、年行事と呼ばれる役により巡行が指揮され、屋台ではからくり人形や囃子なども上演される。我が国における祭屋台を用いた祭礼行事の代表的なものの一つとして重要である。(※解説は指定当時のものをもとにしています)
詳細解説▶
詳細解説
高山祭は、春4月14・15日の日枝神社の山王祭と、秋10月9・10日の八幡神社の八幡祭の総称である。いずれも10数基ずつの華麗な屋台が巡行する行事で、我が国有数の山車祭として知られている。 飛騨の高山は、元禄5年以降、江戸幕府の直轄地(いわゆる天領)となったが、政策上、いろいろな面で旧態を保存して人心を収らんしようとした。日枝神社や八幡神社の祭礼もその盛行を許されたことから、祭屋台の構造や装飾も、次第に華美になってきたものと考えられている。 春の山王祭は、14日の試楽祭と、15日の本楽祭からなる。試楽祭には神輿を中心にした屋台の行列(4月1日に屋台の曳順の抽選を行う)によって町々を練り歩き、鶏頭楽や獅子舞などがこれに伴って行われる。また夜は屋台に提灯を灯し、各屋台蔵への曳き別れを行う。15日の本楽祭では、再び屋台の曳行があり、神輿還御とともに屋台の曳き払いとなる。 秋の八幡祭は、8日の屋台曳き順の抽選に続いて、9日の例大祭に屋台の巡行があり、その夜に曳き別れを行う。10日の御神幸には、屋台の曳行とそれに伴う鶏頭楽、獅子舞などが行われ、夕刻曳き払いとなる。 この行事は、春・秋の祭りともに、年行事と呼ばれる役により屋台の曳行が指揮され、屋台ではからくり人形や囃子などが上演されるなど、我が国における屋台を用いた祭礼行事の代表的なものの一つとして重要である。 なお、山王祭の屋台12基と八幡祭の屋台11基は、江戸時代後期に発達した我が国の祭屋台の典型例の一つとして、重要有形民俗文化財に指定されている。 (※解説は指定当時のものをもとにしています)