重要無形文化財
 主情報
名称 本美濃紙
ふりがな ほんみのし
本美濃紙(美濃判) 本美濃紙保存会
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種別1 工芸技術
種別2 手漉和紙(てすきわし)
その他参考となるべき事項
認定区分 保持団体認定
指定年月日 1969.04.15(昭和44.04.15)
指定基準1
指定基準2
指定基準3
地域
本美濃紙(美濃判) 本美濃紙保存会
写真一覧
解説文:
正倉院の大宝元年(701)の美濃国の戸籍用紙は漉きむらがなく、他の諸国の用紙より優秀な技術を示している。平安時代の延喜式によれば、美濃は製紙原料を群を抜いて多く貢納しており、わが国の代表的な製紙産地であった。江戸時代に美濃の障子紙は最上と賞され、明治時代には美濃紙を代表する紙は書院紙と評価が定まった。本美濃紙【ほんみのし】は高級な障子紙(書院紙)および記録用紙として用いられ、長い伝統の中で洗練された抄紙技術と高級な簀桁【すけた】用具によって楮紙のもつ強靭さと温雅な色と光沢、上品な地合【じあい】が発揮されている。用途上日光に透【す】かされるので繊維がむらなく整然と美しく漉き上げられているのが特色である。
関連情報
    (情報の有無)
  保持者情報(保持者/芸名・雅号) なし
  団体情報
  添付ファイル なし