国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
選定保存技術
主情報
名称
:
上絵具製造
ふりがな
:
うわえのぐせいぞう
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種別(有形、無形、有形・無形)
:
有形・無形文化財等関係
その他参考となるべき事項
:
認定区分
:
個人
選定年月日
:
2017.10.02(平成29.10.02)
選定基準1
:
選定基準2
:
選定基準3
:
解説文:
詳細解説
上絵具製造は、陶磁器の本焼(ほんやき)焼成後(しょうせいご)に行われる上絵付(うわえつ)けに用いられる上絵具を製造する技術である。上絵具の主原料は、呈(てい)色剤(しょくざい)(着色剤)と媒溶剤である。今日においては、製造技術が更に研究されて、陶芸作家などの需要に合わせた多様な色調の上絵具が製造されている。
関連情報
(情報の有無)
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
保持団体(関係技芸者の団体)
なし
添付ファイル
なし
解説文
上絵具製造は、陶磁器の本焼(ほんやき)焼成後(しょうせいご)に行われる上絵付(うわえつ)けに用いられる上絵具を製造する技術である。上絵具の主原料は、呈(てい)色剤(しょくざい)(着色剤)と媒溶剤である。今日においては、製造技術が更に研究されて、陶芸作家などの需要に合わせた多様な色調の上絵具が製造されている。
詳細解説▶
詳細解説
上絵具製造は、陶磁器の本焼(ほんやき)焼成後(しょうせいご)に行われる上絵付(うわえつ)けに用いられる上絵具を製造する技術である。上絵具の主原料は、呈(てい)色剤(しょくざい)(着色剤)と媒溶剤である。17世紀以来、我が国の伝統的な色絵磁器などの装飾に用いられてきた「和絵具(わえのぐ)」とも呼ばれる上絵具は、主な呈色剤に酸化鉄、酸化銅、酸化コバルト、二酸化マンガンなどの金属酸化物を用い、媒溶剤には無色ガラスの一種であるフリット(白玉(しらたま)・唐(とう)石(せき))を用いる。これらを調整・調合し、細かな粉末状に擦り合わせて上絵具を製造する。これを液体に溶かし、筆などを用いて陶磁器の表面に塗布して焼成すると、呈色剤が媒溶剤に溶け込み、化学反応によって発色し、定着する。 また、明治初期には欧米から呈色剤に合成顔料などを用いる上絵具が導入され、これらは「洋絵具(ようえのぐ)」とも呼ばれている。 今日においては、これらの製造技術が更に研究されて、陶芸作家などの需要に合わせた多様な色調の上絵具が製造されている。
関連情報
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
辻󠄀人之(辻昇楽)
関連情報
保持者情報(保持者/芸名・雅号)
保持者(関係技芸者)の氏名
:
辻󠄀人之
保持者(関係技芸者)の氏名 ふりがな
:
つじひとゆき
保持者(関係技芸者)の芸名・雅号等
:
辻昇楽
保持者(関係技芸者)の芸名・雅号等 ふりがな
:
つじしょうがく
認定(指定)年月日
:
2017.10.02(平成29.10.02)
認定区分
:
新規
認定書の交付又は再発行の年月日(選択書の交付年月日)
:
認定書(選択書)の記号番号
: