国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
河内寺廃寺跡
ふりがな
:
かわちでらはいじあと
東面回廊軒丸瓦出土状況
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
古代
年代
:
西暦
:
面積
:
3136.73 m
2
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
34
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
2008.03.28(平成20.03.28)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
2016.10.03(平成28.10.03)
指定基準
:
三.社寺の跡又は旧境内その他祭祀信仰に関する遺跡
所在都道府県
:
大阪府
所在地(市区町村)
:
東大阪市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
東面回廊軒丸瓦出土状況
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
添付ファイル
なし
写真一覧
東面回廊軒丸瓦出土状況
第15次調査全景
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東面回廊軒丸瓦出土状況
写真一覧
第15次調査全景
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詳細解説
河内寺廃寺跡は、大阪府東大阪市の東部、生駒山地の西麓部標高20mの緩傾斜地上に立地する7世紀中頃に創建された古代寺院跡である。遺跡のすぐ北西側に隣接して河内郡衙に比定される皿池遺跡がある。発掘調査の結果、塔、金堂が南北に並ぶ四天王寺式伽藍配置が復元され、各堂宇についてもその基壇規模・建物規模が確定した。特に遺存状態が良好な塔跡は、創建当初は乱石積で一辺10.7m、高さは1.4mの基壇規模をもち、初重は等間の3間で、柱間寸法は1.95mであることが分かっている。その創建時期については、出土瓦の分析から、金堂と回廊は7世紀中葉、塔はやや遅れて7世紀後葉になることがわかっている。また廃絶時期は、遺跡を被覆する土石流状の堆積土中に、14世紀初頭の瓦器椀を含むことから鎌倉時代末期に求められる。文献資料の記載から、河内寺廃寺は有力な渡来系氏族「河内直」により氏寺として建立され、のちに律令制度の発達とともに河内郡衙に付随した郡寺として発展していったと考えられる。このことから河内寺廃寺跡は、古代河内国における在地豪族の政治的・経済的伸張、そしてその庇護のもと行われた仏教文化の受容と発展を考えるうえで重要である。
関連情報
指定等後に行った措置
2016.10.03(平成28.10.03)
関連情報
指定等後に行った措置
異動年月日
:
2016.10.03(平成28.10.03)
異動種別1
:
追加指定
異動種別2
:
異動種別3
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異動内容
: