国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
加賀藩主前田家墓所
ふりがな
:
かがはんしゅまえだけぼしょ
初代前田利家墓
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
2009.02.12(平成21.02.12)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
七.墳墓及び碑
所在都道府県
:
2県以上
所在地(市区町村)
:
金沢市、高岡市
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
初代前田利家墓
解説文:
詳細解説
江戸時代、加賀・越中・能登3カ国を領した大名・加賀藩主前田家歴代の墓所。金沢市の野田山に初代利家を初め歴代藩主、正室、側室、子女の墓が、高岡市に二代利長墓が所在。近世最大の大名家の墓所に相応しい規模と風格を備え、近世史を理解する上で貴重。
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
初代前田利家墓
二代前田利長墓
加賀藩主前田家野田山墓所 初代利家墓
加賀藩主前田家野田山墓所 奥:初代利家墓 右:初代正室・松墓
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初代前田利家墓
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二代前田利長墓
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加賀藩主前田家野田山墓所 初代利家墓
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加賀藩主前田家野田山墓所 奥:初代利家墓 右:初代正室・松墓
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解説文
江戸時代、加賀・越中・能登3カ国を領した大名・加賀藩主前田家歴代の墓所。金沢市の野田山に初代利家を初め歴代藩主、正室、側室、子女の墓が、高岡市に二代利長墓が所在。近世最大の大名家の墓所に相応しい規模と風格を備え、近世史を理解する上で貴重。
詳細解説▶
詳細解説
加賀藩主前田家墓所は、江戸時代、加賀・越中・能登三カ国を領した加賀藩主前田家歴代の墓所であり、石川県金沢市の野田山に営まれた歴代墓所と、富山県高岡市に造営された前田利長墓所の2カ所からなる。加賀藩主前田家は、初代利家が織田信長・豊臣秀吉に仕え金沢城を居城とし、2代利長の時代には約120万石を有する全国最大の大名家となり、明治維新に至った。野田山の歴代墓所は、約86,000㎡の墓域をもつ。利家が自身の墓所としてこの地を占定し、以後、歴代藩主、正室、側室、子女墓、殉死墓が営まれた。各墓は土で築かれた方形墳を基本形態とする。藩主墓は3段に盛り上げた大型墳丘である。高岡市の前田利長墓所は、利長の三十三回忌に当たる正保3年(1646)、三代利常が利長隠居・終焉の地高岡に造営したもの。墓所は一辺約180mの正方形区画で、大名個人墓として全国最大級の規模を誇る。二重の堀で囲まれ、中心には、戸室石(安山岩)で化粧した二重基壇上に笠塔婆型墓碑が立つ。加賀藩主前田家墓所は、全国でも有数の規模と威厳を備え、方形墳という形態、利長墓所の規模・意匠等、近世の大名権力や墓制を知る上で貴重であり、保存状態も良好である。