国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
久能山
ふりがな
:
くのうざん
史跡久能山
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
1959.06.17(昭和34.06.17)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
二.都城跡、国郡庁跡、城跡、官公庁、戦跡その他政治に関する遺跡,三.社寺の跡又は旧境内その他祭祀信仰に関する遺跡
所在都道府県
:
静岡県
所在地(市区町村)
:
静岡市駿河区根古屋
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
史跡久能山
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
史跡久能山
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史跡久能山
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詳細解説
久能山は有慶丘陵中にあり、南面は急崖をもって駿河湾に接し、東西両面は峽谷深く穿入し、北方は屏風岩をもって日本平の高地と隔てられ、独立した一境地をなしている。 山頂部には、もと久能寺があって、その盛況は、或いはいわゆる久能寺経の華麗さに、或いは海道記の叙景によくうかがうことができ、東海における霊地であった。しかるに永禄年間、武田信玄駿河に侵入するや、この地の天険に着目し、寺を他に移して久能城を築いた。江戸時代においていわゆる甲州流の軍学を唱うるもの、ここを名城として推しているのは、盖し山城としての典型的な地形を備えているためであらう。武田氏の滅亡後、城は徳川氏の有に帰し、家康ここに城番を置いたが、元和2年4月、家康駿府に薨ずるや、遺命により当山上に葬った。翌3年東照大権現の神号を賜り、ついで日光に移したが、爾来祭祀は日光東照宮と相並んで行われ、壮麗な東照宮の社殿は、うっそうたる緑の樹林につつまれてすぐれた景観を示している。かくの如く著名な久能寺の旧跡として、或は築城史上の好例として、はたまた家康最初の葬地たる由緒をもつ東照宮の鎭座地として、久能山は歴史上価値あるところである。