国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
旧林崎文庫
ふりがな
:
きゅうはやしざきぶんこ
旧林崎文庫
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
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特別区分
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指定年月日
:
1954.12.25(昭和29.12.25)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
四.学校、研究施設、文化施設その他教育・学術・文化に関する遺跡
所在都道府県
:
三重県
所在地(市区町村)
:
伊勢市宇治今在家町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
旧林崎文庫
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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旧林崎文庫
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旧林崎文庫
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詳細解説
貞享3年、宇治会合所の大年寄が外宮の豊宮崎文庫にならって創立したもので、同4年文庫を丸山の地に設け、内宮文庫と称した。ついで元祿3年この地が卑湿であるのを避けて、北隣の林崎に移転、爾来林崎文庫といわれた。祠宮等これについて学び、著名な学者でここに講筵を開いたものもあったが、林崎文庫の名を高からしめているのはその蔵書であって、村井古厳の寄贈書を始めとして諸家の寄附にかかるものが多く、これらの典籍は今日に至るも学界を裨益するところが多い。天明及び文政に整備拡張を行い、敷地の改修、建物の営繕造替等が営まれたが、明治維新後は廃され、建物、蔵書は元会合大年寄から神宮に献納された。皷ヶ岳の東麓、傾斜地を背後に負うた小高いところに営まれ、いま講堂、書庫、表門及び石碑等がある。石階を登り、表門を入れば、前面を築地で囲んだ削平地があって、正面向って左に平家建の講堂、右に書庫があり、文庫の向って右側に紫野栗山撰文の林崎文庫記の碑元治2年建、講堂の向って左側に本居宜長撰文の林崎文庫之碑文政10年建、また書庫の背面、やや小高いところに沢田東江書並びに造立にかかる古文孝経の碑天明八年建がある。このように一連の遺構遺物は往時の形態を略ゝそのままとどめていて、教育学芸史上価値ある遺跡である。