国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
天塚古墳
ふりがな
:
あまづかこふん
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詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
29
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1978.03.03(昭和53.03.03)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
京都府
所在地(市区町村)
:
京都市右京区太秦松本町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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詳細解説
S52-06-014[[天塚古墳]あまづかこふん].txt: 丹波山中に発する保津川は山城盆地に流れこみ、桂川となる。この桂川の左岸・京都市街地西部には、嵯峨野が広がっている。ここには古墳時代後期に集中して大規模な前方後円墳等が営まれており、嵯峨野・[[太秦]うずまさ]古墳群としてその特色が注目されている。天塚古墳は、この古墳群の中でも史跡蛇塚古墳に次ぐ規模をもつ前方後円墳で、蛇塚古墳の東約1キロメートルに所在する。 古墳は前方部を南に向けて営まれた2段築成の墳丘をもち、かつて周囲には約20メートル余の幅の周濠が存在したことが古い地籍図により認められる。墳丘の全長は約73メートル、後円部径約40メートル、高さ約9メートル、前方部の幅約50メートル、高さ約9メートルあり、前方部が発達した形態である。後円部には2基の横穴式石室が設けられている。明治20年頃に開口して、馬具、銅鏡等の出土品があったと伝えられていて、出土品、墳形等よりみて6世紀代に属する古墳であることが判明している。 本古墳は、全国的にみても後期の前方後円墳が集中して営まれた古墳群として著名な太秦古墳群を構成する古墳であって、この地域の首長の系譜をもつ有力者の墓と考えられるものである。この地に繁栄したとされる秦氏の消長を考える上でも、重要な遺跡である。