国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
吉志部瓦窯跡
ふりがな
:
きしべかわらがまあと
吉志部瓦窯跡
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
168
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1971.06.23(昭和46.06.23)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
六.交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡
所在都道府県
:
大阪府
所在地(市区町村)
:
吹田市吉志部北
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
吉志部瓦窯跡
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
吉志部瓦窯跡
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吉志部瓦窯跡
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詳細解説
S45-5-115[[吉志部瓦窯跡]きしべがようあと].txt: 吉志部瓦窯跡は、淀川右岸に派生する紫金山丘陵の南斜面中腹にあり、紫金山瓦窯・岸部瓦窯とも称し、その所在は古くから知られているものである。 窯は平窯9基、登窯4基が上・下二段に並び、上段に登窯、下段に平窯が築かれ、平窯の背後沿いには排水溝が設けられている。平窯は全長約5メートルの半地下式構造で、燃成部、焼成部ともその保存は良好で、半割平瓦と粘土を交互に積成した分〓(*1)桟道、窯壁などみるべきものがある。登窯は全長約6メートル、幅約1.3メートル、床面は1面に平瓦を敷きつめ、三又脚窯具なども存在する。 ここからは平安時代初期〜後期の緑釉軒瓦が出土するほか、登窯からは緑釉陶器も検出され、瓦陶兼業窯であったことが知れる。とくに緑釉瓦の焼成は、第1次焼成を平窯で、施釉段階の第2次焼成を登窯で行なっていることが明らかであるなど、施釉瓦の焼成過程がよく知られる遺跡である。また出土瓦には初期平安宮造営軒瓦に同笵と目されるものがあり、官窯的性格が強く、初期平安宮造営における瓦供給窯としては、これまでに知られる唯一の例である。