国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
根来寺庭園
ふりがな
:
ねごろじていえん
奥書院に北面する池
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種別1
:
名勝
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
45
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1958.05.15(昭和33.05.15)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
2007.02.06(平成19.02.06)
指定基準
:
一.公園、庭園
所在都道府県
:
和歌山県
所在地(市区町村)
:
岩出市根来
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
奥書院に北面する池
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
添付ファイル
なし
写真一覧
奥書院に北面する池
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奥書院に北面する池
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詳細解説
奥書院の北、西および南に面する庭園と、聖天堂南面の聖天池とより成る。奥書院の北および西に面するものは築山泉水庭であって、裏山の裾に池をほり、北正面に滝頭石組を高く積み重ねて滝を三段に落す。池には大小2島を低く築き2枚の石橋を架け、また浮島を据え、島および池辺には主に平石による護岸石組を行う。奥書院の南庭は東南隅に立石を組み景石を配し、アカマツ・ツツジ等を植えた平庭である。奥書院および表書院は寛政12年に紀州家の吹上御殿を移築し、翌享和元年に落成したものであり、これに伴い作庭されたものと認められる。意匠簡素であって風趣ととのいよく当時の手法を残している。 聖天池は中央に島があって弁戝天を祀り、附近に若干の石組を保存する。池辺一帯にマツ・カエデなどを植え風致に富む。池は天正3年の年号ある「一乘山根来寺絵図」に画かれているので本寺開創以来の園地の遺構として貴重である。 今回、所有者の同意が得られたため、敷地の一体的保護を図るために眺望の対象となる背後の山地等本坊の区域や、聖天池の構成要素として重要な聖天堂及び行者堂、楼門などの区域を含め追加指定を行い、庭園として一体の価値を構成する区域の全体について保護を図ろうとするものである。また、既指定地に係る地番の錯誤を是正するため一部指定の解除を併せて行う。
関連情報
指定等後に行った措置
2007.02.06(平成19.02.06)
関連情報
指定等後に行った措置
異動年月日
:
2007.02.06(平成19.02.06)
異動種別1
:
追加指定
異動種別2
:
一部解除
異動種別3
:
異動内容
:
所有者の同意が得られたため、敷地の一体的保護を図るために眺望の対象となる背後の山地等本坊の区域や、聖天池の構成要素として重要な聖天堂及び行者堂、楼門などの区域を含め追加指定を行うとともに、既指定地に係る地番の錯誤を是正するため一部指定の解除を併せて行う。