国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
養翠園
ふりがな
:
ようすいえん
養翠園
写真一覧▶
地図表示▶
詳細解説表示▶
種別1
:
名勝
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
169
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1989.12.08(平成1.12.08)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.公園、庭園
所在都道府県
:
和歌山県
所在地(市区町村)
:
和歌山市西浜
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
養翠園
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
添付ファイル
なし
写真一覧
養翠園
養翠園
養翠園
養翠園
養翠園
養翠園
養翠園(養翠亭)
写真一覧
養翠園
写真一覧
養翠園
写真一覧
養翠園
写真一覧
養翠園
写真一覧
養翠園
写真一覧
養翠園
写真一覧
養翠園(養翠亭)
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
養翠園は和歌山市の西南方、大浦湾に接する紀藩水軒御用地の一部に、文政年間、第10代紀州藩主徳川治宝が営んだ別邸である。 庭園の地割の主体は東西に長い広い池であり、池の西部に書院や茶席を配置している。 池はゆるやかに屈曲する汀線に囲まれ、西北隅に池中立石を配する。池中央やゝ東寄りに中島を配し、弁財天、稲荷社を祀る。中島へは北岸から鍵形に西湖堤で、南岸へは反橋で結ぶ。池南岸には時雨亭跡があり、西方には舟蔵跡、八千代亭跡、馬場跡がある。そしてそれらの背後には土塁状をなす堤があり、園と水軒川を境している。堤には、海水を池に導く2つの樋門がある。 池の西方に建つ書院「養翠亭」は、御座の間、次の間、用入詰所、侍溜り、膳所等から成り、御座の間の西に2畳台目の茶席「実際庵」が続く。御座の間の東に小池があり、あやめ池と称し、雨水を溜めてアヤメを植えている。御座の間軒先から池との間には景石をいくつか据え、池西北隅の池中立石とともに園の景観をひきしめている。 園の周囲はクロマツを主に、アカマツ、ツバキ、モクセイ、ウバメガシ等を植栽し、園外にある章魚頭姿山、焼山と効果的に接続する役をしている。 平明な地割で、庭園建築とともによく旧態を遺存し、江戸末期の大名庭の態様を知る上で貴重である。ここに名勝に指定し、その保存を図ろうとするものである。
関連情報
指定等後に行った措置
2013.03.27(平成25.03.27)
関連情報
指定等後に行った措置
異動年月日
:
2013.03.27(平成25.03.27)
異動種別1
:
追加指定
異動種別2
:
異動種別3
:
異動内容
: