国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
喜兵衛島製塩遺跡
ふりがな
:
きべえじませいえんいせき
喜兵衛島製塩遺跡
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
121
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1979.06.25(昭和54.06.25)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
六.交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡
所在都道府県
:
香川県
所在地(市区町村)
:
香川郡直島町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
喜兵衛島製塩遺跡
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
喜兵衛島製塩遺跡
写真一覧
喜兵衛島製塩遺跡
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詳細解説
S52-06-019[[喜兵衛島製塩遺跡]きへいじませいえんいせき].txt: 喜兵衛島は、瀬戸内海に浮かぶ小島で、宇野港の東方約2キロメートルに位置する。島は東西に長く、南北両岸に各2か所計4か所に砂浜が形成されており、それぞれの浜に師楽式とよばれる古墳時代の製塩土器が堆積している。昭和29年から近藤義郎らによって発掘調査され、南東浜では炉が5基以上検出されており、炉は長径約3メートル、短径約1.5メートルの楕円形で、平石を敷きつめたものである。炉の周辺には固くしまった面があり、その外側には多量の製塩土器が廃棄されている。丘陵寄りには日常生活に用いた土器が多くみられ、人びとの居住場所があったようである。4か所の浜にはさまれた丘陵の尾根には、6世紀から7世紀初にかけての古墳が十数基みとめられ、横穴式石室を主とする。土師器・須恵器・鉄器のほかに完形に近い製塩土器が副葬されており、製塩にたずさわった人びとの古墳であることが知られる。 本遺跡は、古墳時代における生産集団のあり方を理解する上できわめて重要であり、また日本ではじめて土器製塩を実証的に研究した遺跡として、学史上も著名である。