国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
萩ノ尾古墳
ふりがな
:
はぎのおこふん
地図表示▶
詳細解説表示▶
種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
23
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1961.04.05(昭和36.04.05)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
福岡県
所在地(市区町村)
:
大牟田市萩尾町二丁目
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
Loading
Zeom Level
Zoom Mode
詳細解説
萩ノ尾と称せられる地域にあり、丘陵上の円墳で、基底径約21メートル、高さ約5メートルを有する。西に面して横穴式石室が存する。石室は羨道と玄室とにわかれ、玄室は前室と後室とより成っている。石室は、各室とも壁面の下部に巨大な切石を配し、上部に割石を積みあげる構築を示し、天井をかなり高くしている。後室は、床面の幅約2.67メートル、長さ約2.90メートルで、ほぼ方形の平面を示し、高さ約3メートルを有する。奥壁に石棚を設け、その下方にあたる壁面には、赤色顔料をもって、舟、楯、円文等の図様が画かれている。前室はやや小さく、床面の幅約1.66メートル、長さ約1.84メートル、高さ約2.66メートルを有する。この古墳は、墳丘は通有の円墳に過ぎないが、石室の構築に見るべきものがあり、殊に、壁面に單一の色彩による絵画がほどこされ、いわゆる装飾古墳の一例を示すものであり、学術上高い価値をもつものである。