国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
肥前陶器窯跡
ふりがな
:
びぜんとうきかまあと
御茶碗窯
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
64
特別区分
:
特別以外
指定年月日
:
1940.02.10(昭和15.02.10)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
2005.07.14(平成17.07.14)
指定基準
:
六.交通・通信施設、治山・治水施設、生産施設その他経済・生産活動に関する遺跡
所在都道府県
:
佐賀県
所在地(市区町村)
:
武雄市武内町真手野、唐津市北波多稗田・町田・佐賀西部森林計画区、多久市多久町
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
御茶碗窯
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
添付ファイル
なし
写真一覧
御茶碗窯
初期の飯洞甕下窯
写真一覧
御茶碗窯
写真一覧
初期の飯洞甕下窯
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詳細解説
何レモ丘陵ノ斜面ヲ利用シテ築キタル登窯ナリ 文録年間朝鮮ヨリ渡來セル陶工宗傳等ガ武雄城主後藤家信保護ノ下ニ築キタルモノト傳ヘラル 元和四年宗傳歿後一族ノ同國有田ニ移ルニ及ビ遂ニ廢窯トナレリ 内田、黒牟田ニ字地内ニハ多夛クノ窯阯ヲ存セシガ破壞サレテ今■ニ字内田ノ地域ニアル小峠、太谷ノニ窯阯、字黒牟田ニアル錆谷ノ窯阯ヲ存スルニ過ギズ共ニ其ノ傍ニ物原トテ焼成陶器ノ殘缺ヲ遺棄セシ處アリテ其ノ出土品ニ依リ各窯作品ノ持色ヲ偲ビ得ラル 小峠窯阯ハ小峠ト呼バルル丘陵ノ斜面ニ在リ温座十七間ヨリ成リ全長約百三十五尺ニシテ一温座ハ兩壁ノ間幅約九尺七寸奥行約七尺一寸アリ 本窯ニ於テハ白磁、青磁、呉須染付ヲ作リ又俗ニ云フ鞘當燒ヲ特色トセリ 太谷窯阯ハ太谷ト呼バルル丘陵ノ斜面ニ在リ温座ハ破壞セラレタル分アリテ間數ヲ明ラカニシ得ザルモ、全長約二百八十七尺アリテ當地現存窯阯中最大ノモノト認メラル 本窯ニ於テハ赤、青、黄、黒等ノ諸色ヲ施シ又刷毛■アルモノ及大形作品ヲ特色トセリ 錆谷窯阯ハ錆谷ト呼バルル丘陵ノ斜面ニ在リ温座十六間ヨリ成リ全長約百五尺ニシテ一温座ハ兩壁間ノ幅及奥行共ニ等シク約六尺六寸アリ 而シテ窯阯内及物原出土品ヨリ見テ其ノ作品ハ稚拙ニシテ角形ノモノ多ク三窯阯中初期ニ屬スルモノトセラル 土師場物原山ハ字土師場ノ地域内ニ在リ此ノ地創窯以來燒成陶器ノ殘缺ヲ遺棄セシ所ニシテ堆積シテ丘陵ノ状ヲ呈ス物原ノ代表的ノモノナリ
関連情報
指定等後に行った措置
2005.07.14(平成17.07.14)
関連情報
指定等後に行った措置
異動年月日
:
2005.07.14(平成17.07.14)
異動種別1
:
追加指定
異動種別2
:
名称変更
異動種別3
:
異動内容
:
朝鮮半島との技術交流により肥前陶器が成立した過程を示す窯6基と、唐津藩の御用窯で献上唐津を産出した窯1基を追加指定し、併せて名称変更