国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
チブサン・オブサン古墳
ふりがな
:
ちぶさん・おぶさんこふん
チブサン古墳外観
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
1922.10.12(大正11.10.12)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
熊本県
所在地(市区町村)
:
山鹿市城
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
チブサン古墳外観
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
添付ファイル
なし
写真一覧
チブサン古墳外観
チブサン古墳玄室
チブサン古墳石屋形奥壁
チブサン古墳石屋形右壁
チブサン古墳石屋形左壁
オブサン古墳墳丘
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チブサン古墳外観
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チブサン古墳玄室
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チブサン古墳石屋形奥壁
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チブサン古墳石屋形右壁
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チブサン古墳石屋形左壁
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オブサン古墳墳丘
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詳細解説
前方後圓ノ古墳ニシテ西方ニ面ス後圓部ノ中央ニハ南側ニ羨道ノ ヲ開ケル石槨アリ内ニ赤白等ノ顔料ヲ用ヒテ文様ヲ描ケル石棺ヲ存ス H10-12-055チブサン・オブサン古墳.txt: チブサン古墳は墳丘長44メートルの前方後円墳で、複室の横穴式石室をもち、後室の石棺に描かれた壁画がつとに有名であり、古く大正11年に国の史跡に指定されている。 オブサン古墳は、チブサン古墳の近傍にある円墳である。熊本県の「風土記の丘」構想をもとに、典型的で雄大な横穴式石室として公開できるよう整備を進めることとし、昭和59・60年に熊本県教育委員会が発掘調査を実施した。発掘調査の結果、直径22メートルで幅4メートル前後の周溝がめぐることが判明した。葺石や埴輪は認められない。石室開口部にはハの字にやや開く前庭部を設けているが、墳丘内側だけでおさめるのでなく、円形の墳丘から2つの矩形の突出部を張り出させることにより、間口4.5メートルで羨門まで奥行8メートルの前庭部を確保している。南に開く横穴式石室は複室構造で、奥室には石材は残っていないが石屋形があったことが判明した。石室の全長は、羨門から奥壁までで約8.5メートル、前庭部の8メートルを加えると16.5メートルとなる。奥室屍床を画する仕切り石に赤彩の連続三角文が、奥壁にもかろうじて赤彩の小型の靭もしくは盾が認められたが、痕跡程度になり肉眼では判読できない。本来は奥室には装飾豊かな壁画が描かれていた可能性が高い。鉄地金銅張りの馬具等が出土している。 オブサン古墳は6世紀中ごろのチブサン古墳に後続する首長墓で、6世紀後半に築造され7世紀前半まで追葬がなされている。円丘から突出する張出し部をもつ特異な構造、前庭部列石を含めた全長16.5メートルの石室規模、貴重な壁画装飾をもつことから、チブサン古墳とともに、熊本県を代表する古墳のひとつといえる。よってオブサン古墳を追加指定し、「チブサン・オブサン古墳」として両者あわせて保存を図ろうとするものである。なお、江戸時代以来、チブサン古墳の壁画図像からくる「乳房信仰」とともに、オブサン(うぶさん=産さん)古墳は「お産」の神様として信仰の対象となり、両者は一体として意識されてきたものである。
関連情報
指定等後に行った措置
1999.01.28(平成11.01.28)
関連情報
指定等後に行った措置
異動年月日
:
1999.01.28(平成11.01.28)
異動種別1
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名称変更
異動種別2
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追加指定
異動種別3
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異動内容
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