国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
史跡名勝天然記念物
主情報
名称
:
永安寺東古墳・永安寺西古墳
ふりがな
:
えいあんじひがしこふん・えいあんじにしこふん
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 玄門
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種別1
:
史跡
種別2
:
時代
:
年代
:
西暦
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
告示番号
:
特別区分
:
指定年月日
:
1992.12.15(平成4.12.15)
特別指定年月日
:
追加年月日
:
指定基準
:
一.貝塚、集落跡、古墳その他この類の遺跡
所在都道府県
:
熊本県
所在地(市区町村)
:
玉名市玉名
保管施設の名称
:
所有者種別
:
所有者名
:
管理団体・管理責任者名
:
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 玄門
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
写真一覧
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 玄門
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 石屋形
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 石室
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 前室右側壁
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 前室左側壁
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 墳丘
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 保護施設
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺西古墳 玄門
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺西古墳 玄室奥壁
永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺西古墳 保護施設
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永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 玄門
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永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 石屋形
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永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 石室
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永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 前室右側壁
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永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺東古墳 前室左側壁
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永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺西古墳 玄門
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永安寺東古墳・永安寺西古墳 永安寺西古墳 保護施設
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詳細解説
S52-06-022[[永安寺東古墳]えいあんじひがしこふん]・[[永安寺西古墳]えいあんじにしこふん].txt: 本古墳は、熊本県北部、菊池川右岸の沖積地をのぞむ丘陵裾部に営まれた装飾古墳で、永安寺と呼ばれる寺院跡をはさんで東西に約40メートル離れて並列して所在し、永安寺東古墳・永安寺西古墳と並び称せられる。 永安寺東古墳は、墳丘の大半が失われているが、丘陵裾斜面に営まれた比較的小規模な円墳とみられており、東南に開口する横穴式石室のうち、後室及び前室の一部が残っている。巨大な阿蘇泥溶岩の加工石材を組合わせて石室を築いており、石室前にも石材が倒れ落ちている。後室の正面に板石で石屋形を設ける。長さ2.6メートル、幅2.4メートル、高さ2.7メートルあり、前縁に三角文の刻線がみられ、本来彩色されていたものとみられる。前室は、現在、長さ1.6メートル、幅2.3メートル、高さ1.6メートルで、前室奥壁の左右2石に浅い縦線を彫り、この左右に連続三角文を線彫りし、赤色に塗る。左右の側壁にも、円文、舟や馬かと見られる文様等が描かれている。彩色はあざやかで、華麗である。 永安寺西古墳はやはり小規模な円墳とみられ、東南に開口する単室の石室を有する。石室は、長さ3.4メートル、幅2.8メートル、高さ3メートルで三方を巨石の1枚石で構築し、小切石で持送り1枚の天井石を架している。奥壁の石屋形や敷石の一部が残存している。奥壁と両側壁にそれぞれ3段の円文が線刻され、一部に赤彩が残っている。また右壁には、武具又は舟かとみられる線刻が2個ある。 これらの古墳は、玉名市周辺に多い装飾古墳の中でも優れたものであり、全国の装飾古墳を理解していく上で、欠くことのできないものである。