国指定文化財等
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・・・国宝、重要文化財
重要文化的景観
主情報
名称
:
蕨野の棚田
ふりがな
:
わらびののたなだ
棚田の状況
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種別1
:
重要文化的景観
種別2
:
面積
:
その他参考となるべき事項
:
選定番号
:
選定年月日
:
2008.07.28(平成20.07.28)
追加年月日
:
選定基準
:
(一)水田・畑地などの農耕に関する景観地
所在都道府県
:
佐賀県
所在地(市区町村)
:
唐津市
棚田の状況
解説文:
詳細解説
関連情報
(情報の有無)
指定等後に行った措置
なし
添付ファイル
なし
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棚田の状況
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棚田の状況
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詳細解説
「蕨野の棚田」は、唐津市相知町内に所在し、蕨野区と池区の二つから成る。棚田は、八幡岳の馬蹄形状をした北向きの急斜面地に約36haにわたってひろがっている。棚田の石積みは野面積みを基本とし、平均の高さは3 05m、高いものでは8.5mに及ぶ。池区には棚田の水源となる2つのため池(明治18年、昭和12年)がある。 棚田の築造には二つの特徴がある。一つは「石垣棟梁」と呼ばれる専門の石工とこれを手伝う村人が、「手間講」と呼ばれる協同の石築作業を行い、石積みの維持管理を支えてきたという点である。もう一つの特徴は、棚田に水を配分する水利システムとその構造である。棚田の築造は、少なくとも江戸後期にまで遡ると考えられるが、現存するものの大半は明治 0昭和20年代までに形成されたものである。 「蕨野の棚田」は、棚田とその周辺の森林及び水利システムが、固有の石積技術や地域の協同作業に基づいて維持されるとともに、それらの有機的な関係が、一体の土地利用として発展した重要な文化的景観である。