国指定文化財等
データベース
・・・国宝、重要文化財
世界遺産
主情報
名称
:
古都奈良の文化財
ふりがな
:
ことならのぶんかざい
構成資産
:
東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡
登録基準1
:
登録基準2
:
古都奈良の歴史的な記念工作物は、中国や朝鮮半島との文化的交流の結果としてもたらされた日本の建築及び芸術の進化を示す希有な物証であり、その後の(当該分野における)発展にも大きな影響を与えた。
登録基準3
:
古都奈良の文化遺産群のうち、独特の建築遺産は、奈良に都が置かれていた期間における日本文化の栄華を示している。
登録基準4
:
古都奈良の文化遺産群のうち、独特の建築遺産は、奈良に都が置かれていた期間における日本文化の栄華を示している。
登録基準5
:
登録基準6
:
奈良に所在する仏教寺院及び神社は、仏教や神道といった信仰が、今なお独特の精神的な力及び影響を持ち続けていることを示している。
所在都道府県
:
奈良県
所在地(市区町村)
:
奈良市
解説文:
奈良は、710年から794年までの日本の首都であり、政治・経済・文化の中心として栄えました。この時代に中国(唐)との交流を通して日本文化の原型が形成されました。また、794年に首都が京都へ移った後も、大社寺を中心にした地域が宗教都市として存続して、繁栄しました。これらの文化遺産には宮跡・寺院・神社があります。 平城宮は首都の北部中央に設けた天皇の居所であり、それに行政機関の施設が付属したものです。当時の宮殿や役所などの木造建築の遺構は今でも地下に良好に保存されています。首都とその周辺に造営された多くの社寺は、現在も法灯を伝えており、8世紀の堂宇をはじめ各時代の建物が残っています。 薬師寺・唐招提寺には、8世紀の日本古代建物が残っており、これらは当時の仏教寺院の伽藍を代表するものです。東大寺・興福寺は、主要部分については兵火によって創建当初のものが失われましたが、広大な境内地のなかには8世紀の建物が一部残っています。 失われたものの多くは12世紀に再興されました。再興に際しては、当時の新しい中国の建築技術が導入され、その代表的建物が東大寺南大門です。また、8世紀に再興された東大寺の金堂は世界最大の木造建物です。春日大社の建物は主に19世紀中頃に再建されたもので、日本の本格的な神社の伝統によって20年毎の造り替えが繰り返されていて、伝統の様式を今に伝えています。
構成資産
平城宮跡
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史跡名勝天然記念物
平城宮跡
東大寺
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史跡名勝天然記念物
東大寺旧境内
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺鐘楼
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺金堂(大仏殿)
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺二月堂
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺南大門
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺法華堂
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺開山堂
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺転害門
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺本坊経庫
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国宝・重要文化財(建造物)
正倉院正倉
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺中門
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺廻廊 東廻廊
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺廻廊 西廻廊
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺東西楽門(東)
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺東西楽門(西)
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺勧進所経庫
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺法華堂経庫
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺法華堂北門
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺二月堂閼伽井屋(若狭井屋)
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺二月堂仏餉屋(御供所)
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺三昧堂(四月堂)
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺念仏堂
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺大湯屋
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺法華堂手水屋
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国宝・重要文化財(建造物)
東大寺二月堂参籠所
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国宝・重要文化財(建造物)
手向山神社境内社住吉神社本殿
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国宝・重要文化財(建造物)
手向山神社宝庫
興福寺
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史跡名勝天然記念物
興福寺旧境内
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国宝・重要文化財(建造物)
興福寺北円堂
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国宝・重要文化財(建造物)
興福寺三重塔
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国宝・重要文化財(建造物)
興福寺五重塔
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国宝・重要文化財(建造物)
興福寺東金堂
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国宝・重要文化財(建造物)
興福寺大湯屋
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国宝・重要文化財(建造物)
興福寺南円堂
春日大社
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史跡名勝天然記念物
春日大社境内
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 本殿 (第一殿)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 本殿 (第二殿)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 本殿 (第三殿)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 本殿 (第四殿)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 中門
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 東御廊
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 西及び北御廊
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 捻廊
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 幣殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 直会殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 移殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 宝庫
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 南門
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 慶賀門
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 清浄門
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 内侍門
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 廻廊(南門東)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 廻廊(南門慶賀門間)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 廻廊(慶賀門清浄門間)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 廻廊(清浄門内侍門間)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 廻廊(内侍門北)
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 車舎
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 着到殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 竈殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 酒殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 板蔵
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社本社 一の鳥居
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社摂社若宮神社 本殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社摂社若宮神社 拝舎
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社摂社若宮神社 細殿及び神楽殿
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国宝・重要文化財(建造物)
春日大社摂社若宮神社 手水屋
春日山原始林
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史跡名勝天然記念物
春日山原始林
元興寺
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史跡名勝天然記念物
元興寺極楽坊境内
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国宝・重要文化財(建造物)
元興寺極楽坊本堂
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国宝・重要文化財(建造物)
元興寺極楽坊禅室
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国宝・重要文化財(建造物)
元興寺極楽坊東門
薬師寺
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国宝・重要文化財(建造物)
薬師寺東塔
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国宝・重要文化財(建造物)
薬師寺東院堂
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国宝・重要文化財(建造物)
薬師寺休岡若宮社社殿
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国宝・重要文化財(建造物)
薬師寺休岡八幡神社社殿 本殿
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国宝・重要文化財(建造物)
薬師寺休岡八幡神社社殿 東西脇殿(東)
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国宝・重要文化財(建造物)
薬師寺休岡八幡神社社殿 東西脇殿(西)
唐招提寺
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史跡名勝天然記念物
唐招提寺旧境内
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国宝・重要文化財(建造物)
唐招提寺金堂
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国宝・重要文化財(建造物)
唐招提寺講堂
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国宝・重要文化財(建造物)
唐招提寺鼓楼
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国宝・重要文化財(建造物)
唐招提寺宝蔵
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国宝・重要文化財(建造物)
唐招提寺経蔵
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国宝・重要文化財(建造物)
唐招提寺礼堂
解説文
奈良は、710年から794年までの日本の首都であり、政治・経済・文化の中心として栄えました。この時代に中国(唐)との交流を通して日本文化の原型が形成されました。また、794年に首都が京都へ移った後も、大社寺を中心にした地域が宗教都市として存続して、繁栄しました。これらの文化遺産には宮跡・寺院・神社があります。 平城宮は首都の北部中央に設けた天皇の居所であり、それに行政機関の施設が付属したものです。当時の宮殿や役所などの木造建築の遺構は今でも地下に良好に保存されています。首都とその周辺に造営された多くの社寺は、現在も法灯を伝えており、8世紀の堂宇をはじめ各時代の建物が残っています。 薬師寺・唐招提寺には、8世紀の日本古代建物が残っており、これらは当時の仏教寺院の伽藍を代表するものです。東大寺・興福寺は、主要部分については兵火によって創建当初のものが失われましたが、広大な境内地のなかには8世紀の建物が一部残っています。 失われたものの多くは12世紀に再興されました。再興に際しては、当時の新しい中国の建築技術が導入され、その代表的建物が東大寺南大門です。また、8世紀に再興された東大寺の金堂は世界最大の木造建物です。春日大社の建物は主に19世紀中頃に再建されたもので、日本の本格的な神社の伝統によって20年毎の造り替えが繰り返されていて、伝統の様式を今に伝えています。